1/1

感情を引き出す小説の技巧 読者と登場人物を結びつける執筆術

¥2,420 税込

なら 手数料無料で 月々¥800から

この商品は1点までのご注文とさせていただきます。

この商品は送料無料です。

【書誌情報】
感情を引き出す小説の技巧 読者と登場人物を結びつける執筆術
ドナルド・マース=著|佐藤弥生・茂木靖枝=訳

発売日:2022年11月26日
四六判・並製|336頁|本体:2,200+税|ISBN 978-48459-2134-8

【内容】
「彼は悲しんだ」と書いても、読者は悲しまない――

感情は「語る」ものでも「見せる」ものでもなく、「引き出す」ものだ!

年間150冊以上の小説を売り込む敏腕文芸エージェントが、読者の心を揺さぶるテクニックを徹底伝授。


感情を「見せるか、語るか」。

小説指南書でたびたび取り上げられるトピックです。
ハリウッドの脚本の世界に「語るな、見せろ」という格言があるように、一般的には感情を登場人物に語らせるのではなく、アクションで見せるほうがよいとされています。

しかし本書は「見せること」も「語ること」も、読者の感情には直接的にはほとんど影響を及ぼさないと説きます。

読者は、登場人物とともにストーリーの世界を生きているのだと思われがちですが、実際にはそうではありません。
読者は、小説を読みながら自分自身の経験を重ねているのであって、ストーリーはそのきっかけにすぎません。
同じ小説でも、読む人によって受け止め方や感想がまったく異なるのは、読者の経験やそれによって引き出される感情が異なるからなのです。

必要なのは、感情を向ける対象となるものを作り出すことではなく、読者の感情を引き出すこと。
読者は小説を読むというより、むしろ反応しています。
めざすべきは、「体験」と評されるほど強烈で印象深い感情を引き起こすことです。

本書では、年間150冊以上の小説を売り込むベテラン文芸エージェントの著者が、数多くの小説作品を引用しながら、感情面での鮮烈な経験を読者にもたらすための効果的な見せ方、語り方、その他数多くのテクニックを徹底解説しています。
豊富な経験と知識に裏打ちされたきわめて実践的な一冊です。
「感情を引き出す技巧」が身につく34の演習問題も収録。

【目次】
第1章 感情を引き出す技巧
第2章 内側から書くか、外側から書くか
第3章 感情の世界
第4章 感情、意味、キャラクターアーク
第5章 感情のプロット
第6章 読者の心の旅
第7章 作家の心の旅
最後に
付録 感情を引き出すためのチェックリスト
訳者あとがき
出典

商品をアプリでお気に入り
  • 送料・配送方法について

  • お支払い方法について

¥2,420 税込

送料無料

最近チェックした商品
    同じカテゴリの商品
      セール中の商品
        その他の商品