
文体の舵をとれ ル=グウィンの小説教室
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【書籍情報】
文体の舵をとれ ル=グウィンの小説教室
アーシュラ・K・ル=グウィン=著|大久保ゆう=訳
発売日:2021年08月03日
四六判|256頁|本体:2,000+税|ISBN 978-4-8459-2033-4
【内容】
技巧(クラフト)が芸術(アート)を可能にする
『ゲド戦記』『闇の左手』のアーシュラ・K・ル=グウィンによる小説家のための手引き書
「芸術には運もある。それから資質もある。それは自分の手では得られない。ただし技術なら学べるし、身につけられる。学べば自分の資質に合う技術が身につけられる。」(本書「はじめに」より)
ハイファンタジーの傑作『ゲド戦記』や両性具有の世界を描いたフェミニズムSF『闇の左手』などの名作を生み出し、文学史にその名を刻んだアーシュラ・K・ル=グウィン。
本書は、ル=グウィンが「自作の執筆に励んでいる人たち」に向けて、小説執筆の技巧(クラフト)を簡潔にまとめた手引書である。
音、リズム、文法、構文、品詞(特に動詞、副詞、形容詞)、視点など、ライティングの基本的なトピックを全10 章で分かりやすく解説。
各章には、ジェイン・オースティンやヴァージニア・ウルフ、マーク・トウェイン、チャールズ・ディケンズなど偉大な作家が生み出した名文が〈実例〉として収録され、ル=グウィン自身がウィットに富んだ〈解説〉を加えている。また章末に収録されている〈練習問題〉を活用することで、物語のコツと様式について、自らの認識をはっきりと強固にすることが可能になる。
小説の執筆は、技芸(アート)であり、技巧(クラフト)でもあり、物作りでもある。
執筆の楽しみを満喫することができる一冊。
【目次】
はじめに
第1章 自分の文のひびき
第2章 句読点と文法
第3章 文の長さと複雑な構文
第4章 繰り返し表現
第5章 形容詞と副詞
第6章 動詞——人称と時制
第7章 視点(POV)と語りの声(ヴォイス)
第8章 視点人物の切り換え
第9章 直接言わない語り——事物が物語る
第10章 詰め込みと跳躍
付録:合評会
用語集
訳者解説
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