
『アクション作品創作バイブル 魅せるためのキャラクター・設定・サブジャンル』
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【書籍情報】
アクション作品創作バイブル
魅せるためのキャラクター・設定・サブジャンル
ロバート・マッキー/バシム・エル゠ワキル=著
越前敏弥=訳
発売日:2025年2月26日
A5判・並製│336頁│定価:3,000円+税│ISBN 978-4-8459-2403-5
【内容】
世界で最も人気のジャンルで勝ち残れ!
ジャンルの約束事、魅力的なヒーロー・悪役・被害者の設計、興奮を引き起こす5つの技巧……ハリウッドの名シナリオ講師が、ありきたりな設定を乗り越え最高のアクション作品を生み出すためのテクニックを徹底伝授
ザック・ペン(『レディ・プレイヤー1』脚本、『アベンジャーズ』原案)推薦!
古代ギリシャの『オデュッセイア』や『イリアス』、古代インドの『マハーバーラタ』、そして古代メソポタミアの『ギルガメシュ叙事詩』──。人類は古代から「生と死」をテーマにした物語を語り続けてきました。自己犠牲の精神を持つヒーローが自分の命をかけ、自己中心的な悪役を打倒し、不運な被害者を救い出す、これが「アクション」というジャンルの特徴です。この3,000年で「アクション」は世界で最も人気のあるストーリーテリングのジャンルとなりました。
最高の脚本家・作家が世に送り出してきた優れたアクション作品は、多くの観客・読者を魅了し、興奮を引き起こしてきました。しかし「アクション」は、その人気ゆえ、これまでに膨大な数の作品がつくられ、現在では創作が最も難しいジャンルとなっています。
本書では『ダイ・ハード』『スター・ウォーズ』シリーズ『ダークナイト』『マトリックス』『アベンジャーズ/エンドゲーム』など現代を代表するアクション作品を事例に、ジャンルを構成する「四つの要素」について解説。また、アクション作品に必須の3つの役柄(ヒーロー、悪役、被害者)や、ストーリーを構成するさまざまな出来事(契機事件からクライマックスまで)、そしてアクションにおける16のサブジャンルについても詳しく解説しています。
本書の著者のひとりロバート・マッキーは、世界で最も著名なシナリオ講師と称され、約40年にわたり世界中を飛び回り、脚本家、小説家、劇作家、詩人、ドキュメンタリー制作者、プロデューサー、監督など、多岐にわたるクリエイターの育成に尽力してきました。これまでに10万人以上が彼の講義を受講し、その中からアカデミー賞受賞者が70名(ノミネート250名)、エミー賞受賞者が200名(ノミネート1,000名)が誕生しています。『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのピーター・ジャクソン監督や、ピクサーの脚本チームもマッキーの教えを受けたことで知られています。
また、マッキーは「物語創作のバイブル」と評される『ストーリー』『キャラクター』『ダイアローグ』から成る創作指南三部作を執筆。いずれも世界的なベストセラーとなり、多くのクリエイターに影響を与えています。
本書でマッキーは、脚本家でありライティング講師でもあるバシム・エル゠ワキルと共に「アクション」ジャンルの特徴や創作上の課題を明らかにしながら、独創性あふれる作品を作るための方法を探っています。映画脚本だけではなく、マンガ、アニメ、小説、ゲームなど「アクション」ジャンルに挑むすべてのクリエイター必読の一冊。
アクション作品はその人気ゆえに、いまや創作するのが最も困難なストーリーテリングのジャンルとなり、独創性を発揮するのがきわめてむずかしい。前世紀だけ見ても、同じような作品が何万、いや何十万とページ上やスクリーン上やゲームの画面上に出現してきた。見渡すかぎり、陳腐なクリシェばかりだ。犯罪やホラーなど、作品数の多いジャンルは、すでに膨大な数のアクション作品で飽和状態にある。
どうすれば現代の作家は、これまで散々観たり読んだりしてきた物語とはまったく異なるアクション作品のシーンを、未来のファンのために生み出せるのだろうか。どうすれば古くからつづくクリシェとの闘いに勝つことができるのか。単なるよい作品ではなく、極上の作品を生み出すにはどうすればいいのか。本書は難題に光をあて、作家がうまく独創性を発揮できるよう導いていく。
––本書「はじめに」より
本書で言及される主なアクション映画
『ダイ・ハード』(1988)
『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』(2011)
『ターミネーター』(1984)&『ターミネーター2』(1991)
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』三部作(1985、1989、1990)
『メン・イン・ブラック』(1997)&『メン・イン・ブラック2』(2002)&『メン・イン・ブラック3』(2012)
『スター・ウォーズ』シリーズ(1977~)
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014)
『ダークナイト』(2008)
『007/カジノ・ロワイヤル』(2006)
『マトリックス』(1999)
『LOOPER/ルーパー』(2012)
『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)
目次
イントロダクション
はじめに――アクション作品への愛
第1部 アクション作品の中核
1 現代のジャンル
2 アクション作品における中核の価値要素
3 アクション作品における中核の登場人物
4 アクション作品における中核の出来事
5 アクション作品における中核の感情
第2部 アクション作品の登場人物
6 アクション作品における三つ巴
7 力
第3部 アクション作品の設計
8 契機事件
9 言動の中核
10 マクガフィン
11 戦術
12 見せ場
13 ほめる台詞とけなす台詞
14 重大局面とクライマックス
15 ペースと発展性
16 深さと広さ
第4部 アクション作品のサブジャンル
17 アドベンチャー
18 エピック
19 デュエル
20 スリラー
21 混交と融合
22 ハイ・アドベンチャー
23 型と公式
原注
謝辞
訳者あとがき
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